産前産後子育て支援ヘルパー派遣事業

『産前産後子育て支援ヘルパー派遣事業』は、妊娠中で体調がすぐれない方、産後1年未満で家事や育児の負担の軽減が必要な方などが利用できるサービス。市が委託した事業者から派遣されるヘルパーによって、食事の支度、洗濯、掃除などの家事援助や沐浴の介助などの育児支援を受けることができ、産前産後のお母さんやご家族が、安心して子育てができる、という支援となっています。今回は、3人目のお子さんが生まれ、『産前産後子育て支援ヘルパー派遣』を利用しているお宅を訪問し取材しました。

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今回『産前産後子育て支援ヘルパー派遣』を受けられた方は、以前保健師から『産前産後子育て支援ヘルパー』というサービスのことは聞いており、出産はこれで最後の予定なので、受けられるサービスは全部試してみたいと思い事業所に連絡したそうです。

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本日のサービスは食事の準備です。ヘルパーさんがお料理を作っている間に赤ちゃんと遊んだり、赤ちゃんの機嫌が良い時や眠った時は、自分ができる他の家事をしたり、疲れているときにはリラックスできる貴重な時間が過ごせます。

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今日のメニューは栄養バランスを考え、リクエストのあったレバーボール、親子丼風、鳥ミンチで作ったハンバーグ、きんぴら、家族の大好きなサラダや汁物など。「長女が部活だったり、夫の仕事が遅く帰宅が遅くなったりと、いつも家族バラバラの食事時間になるため、冷えても美味しいものをチョイス。もし残っても、次の日のお弁当に活用できるものを考えて作ってもらっています。」と。食材が十分でない時も冷蔵庫の中を見てささっと何か作ってくれるのでとても助かっているそうです。

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ヘルパーさんが来て、家事をしてくれることはもちろんですが、何より嬉しかったのは誰かとお話ができること。産後は1日中家にいて、毎日赤ちゃんと家族の世話で、誰とも話さない日が続くときもあり、気持ちが沈みがちになることもあるので、子育て経験のあるヘルパーさんだとお話ししてても「わかります、わかります」と頷いてくれたりして、それだけで本当に心が軽くなりました。家事も楽になるし心も楽になる、そんな感じです。

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時間内に余裕があるときは、気になっているところを簡単にお掃除してもらっています。

 

利用者がおすすめする利用の仕方
妊娠中から支援を受けられるので、出産前に一度利用してみておくのがおすすめです。出産後の一番大変な時期に「よく見て比べよう、予約しよう、料金いくらだっけ?」と調べようと思っている間にも赤ちゃんが起きたり、泣いたりなど、なかなか大変。でも、一度支援を受けておけば、次の予約の操作も簡単。散らかっている部屋に来てもらうのは恥ずかしい、と尻込みしているお母さんやお父さんも、心配しないで!産後にゆっくりお掃除ができないことをヘルパーさんもわかっています。逆にヘルパーさんもお掃除のやりがいがあるというもの。一度でも利用しておけば、スマホからのアクセスも簡単なので、お子さんを抱いたままでも操作ができますよ。

産前産後子育て支援ヘルパーからのメッセージ

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「ひとりでがんばらなくていいよ」
妊娠中・産後・育児中のママやご家族は、一人で悩むことなくご相談ください。
ママやパパが楽になることは決して贅沢ではありません。
ママやパパが笑顔で子育てできることが一番です。そのための事業なので、大いに利用して産前産後を無理せずに過ごしていただきたいです。ご家族にとってどんなサポートが必要か、一緒に考えましょう。今日も朝から、市内のどこかをヘルパースタッフが訪問しています。
次はあなたのご自宅へ・・・!

 

北九州市産前産後子育て支援ヘルパー事業の詳細や利用方法についてはこちら
産前産後子育て支援ヘルパー派遣事業のご案内(北九州市サイト)

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