スペースLABO 北九州市科学館
今回の「子育て知っ得」は北九州市科学館「スペース LABO」をご紹介。桃園公園にあった北九州市立児童文化科学館が新しくなり、スペースワールド跡地の「ジ・アウトレット北九州」に移転、バージョンアップ!
子どもたちの「不思議」も「なぜ?」も楽しく学べます。
1F 北九州市と科学をテーマにした展示室
北九州市の過去から時代を経て未来へ繋がっていく6つの場面で構成されているスクリーン「グーンとキタキュー」では手を伸ばすとその場所の説明が出てくる。
災害をカガクするコーナーでは、自然と災害のつながり、消火器の展示や緊急電話のかけかたなどが紹介されている。「災害の時に何を持ち出したらいいですか?」などクイズ形式になっているので、子どもと一緒に楽しみながら災害時に役立つ情報を知ることができる。
迫力の大型竜巻発生装置。小さな竜巻がどんどん上へと上がっていき、大きな竜巻ができる様子がわかる。被害状況から竜巻の風速スケールを推定する藤田スケールを考案したのは、北九州市小倉南区生まれの藤田哲也博士。「ミスター・トルネード」と呼ばれている。
2F 不思議な科学現象をテーマにした展示室
同じ大きさなのに量って見ると重さが違う、金属は冷たい感じがするけど木はそんなに冷たくない、実際に温度を図ると同じくらいだね、など「あれなんだろう?」という不思議な気持ちを感じられるかな?
光の拡散、分散、屈折、全反射、複屈折させるための光学素子プリズム。色々な形の透明な多面体を自由に動かしてみよう!光の三原色紹介では、赤緑青が重なるとみんな黒のイメージだけど光の場合は白になるんだって、みんな知ってる?
音の速さが体感できるパイプや、高さが違ってもゴールが一緒になるサイクロイドレースなど、不思議コーナーは盛り沢山で興味がつきない。
磁石で電気を発生させる導線は、コイルの巻きが太いほうが1番に電気がつく。電気をつけるために子どもたちはひたすら回してニコニコ満開。
旧児童文化科学館から人気だった上位3つは、ルパンウォーク、不思議な鏡、ウインドシュミレーター。新しくなって、ここでも大人気!
3F プラネタリウムと宇宙をテーマにした展示室
館内にあるQRコードにアクセスすると特別映像が楽しめる。3階では宇宙飛行士になれる特別映像も。お子さんと一緒にいろんな場所で写真を撮ってみよう。
トイレや階段などにも科学のトピックスあり。どこにあるか見つけられるかな?
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五藤光学研究所
3Fはプラネタリウムと宇宙をテーマにした展示室。ドーム直径30m光学式投影機と全天周デジタル式プロジェクタが融合したハイブリッドプラネタリウム。暗闇が怖い子どもや泣いてしまった時も安心のあんしんシート、最前列にはフルフラットにできる革張りシートもある。
子どもが遊べるキッズズペースも充実。大きさの違う丸いクッションをくらべたり、大きな黒板で、レールをうまくつなげて、ゴールまでボールを運べるかな?(未就学児用)
スタッフからのメッセージ
ふだん何気なく過ごしている街やくらしの中にもたくさんの「?(不思議)」や「!驚き」がかくれています。不思議と思う気持ちは、科学の入口です。街にフシギ、くらしにフシギ、心にフシギ。スペースLABOは、一人ひとりが感じる「フシギ」の芽を大切に、その芽をさらに育んでいく体験・体感型の科学館です。
スペースLABOで「フシギがれ!」
【名称】スペースLABO 北九州市科学館
【住所】福岡県北九州市八幡東区東田4-1-1
【電話】093-671-4566
【FAX】093-671-4568
【webサイト】スペースLABO 北九州市科学館(外部サイト)