家庭教育学級 鴨生田小学校(島郷市民センター)
今回の「子育て知っ得」は、保育所、幼稚園、小学校・中学校・特別支援学校で実施している「家庭教育学級」。名前だけ聞くと、ちょっと「堅苦しい」イメージがわくかも。だけど、実際は?!島郷市民センターで行われた鴨生田小学校の家庭教育学級へ潜入レポートです!
互いの経験や情報を交換する親の「共育ち」の場
【家庭教育学級 鴨生田小学校(島郷市民センター)】
家庭教育学級は家庭で教育を行う際の心構えや、子どもへの接し方など、子育てをする中で、迷ったり、悩んだりする共通の問題をテーマに、同じ世代の子どもを持つ保護者同士が集まり、いろいろ情報交換しながら、企画したプログラムに参加するもの。座学から体験形式、親子で参加するものなど、そのプログラムはさまざま。鴨生田小学校の保護者の間では家庭教育学級の担当は、興味ある講師を呼んだり、勉強やイベントを自分たちで企画・運営できるので人気なんだそう。今年度は7回開催の予定。第3回目となるこの日は、スーパーで販売されているお刺身や、切り身になる工程がわかる「魚のさばき方教室」で、親子で参加する体験方式。土曜日開催ということもあってか、たくさんの親子が集まり、賑やかにスタート!
VOICE
子どもたちの声
★はじめて包丁を使いました。はじめは少し怖かったけど、参加して楽しかった。また家でもお手伝いをしてみようと思います。
★包丁は調理実習で使ったことがあるけど、魚を切ったのははじめて。難しかったけどできてよかった。
★来る前に1度おじいちゃんと練習してきました。普段は魚が好きじゃないので刺し身は初めて食べたけどおいしかったです。
保護者の声
★最近は親子とも忙しくて、なかなかゆっくりキッチンに一緒に立つ機会もなかった。いろいろと会話も生まれて、すごく良かった。これを機に家庭でもやってみようと思う。
★家庭教育学級を通して、いろいろな人と知り合えたり、経験ができるのが楽しい。自分の子育てのヒントになることも多いので積極的に参加したい。
スタッフメッセージ
家庭教育学級とは、同じ年代の子どもを持つ保護者が、お互いの経験や情報、悩みを共有し、楽しく交流をしながら学びあう親の「共育ち」の場であり、家庭での子育ての様々な悩みや課題について、専門家の助言や指導を得られる場でもあります。今回は、本格的な包丁を使っての魚の捌き方教室なので、ケガをしないかと心配していましたが、子どもも大人も真剣に講師の話を聞いて、ケガもなく、上手にできるまで何度も挑戦するに姿に感心しました。この体験を通して、「親子ともどもやればできる!」を実感できたと思います。楽しく学べて、親や子どもたち、また、地域との絆を深めることができる家庭教育学級へ、ぜひ、足を運んでみてください。
家庭教育学級は市内の保育所、幼稚園、小学校・中学校・特別支援学校で実施中しています。詳細などお気軽にお問い合わせください。
北九州市家庭教育学級
【連絡先】北九州市市民文化スポーツ局生涯学習課
【電話】093-582-2385
【電話受付時間】平日:8時30分から17時
【住所】〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号